弔辞

 その夜寝るまで元気で、未明には亡くなるという急逝の報に驚いています。
 同級生が先に旅立っていくことは、悔しく寂しいものです。
 水野一男君は、名古屋の都心生まれ、大学院修士課程修了後鹿島建設に就職。名古屋支店と現場を往復し、名古屋支店副支店長を最後に60歳で退職、その後鹿島道路中部支店技師長として5年。65歳で後進に道を譲り引退されました。その後は料理教室へ通い、庭のバラを育て、 一五一会という楽器の練習をするなど自由な生活を楽しんでいたようです。常に読書をし、あちこちの文化講座も受講するなどいつも前向きな姿勢で勉強しておられました。
 同窓会の関係では、鏡ヶ池会長として6年、また通算16年の長きにわたって一期生の幹事をしていただき、鏡ヶ池会の運営を常にリードする大きな役割を果たしてこられました。一期生は大切な中心人物を失い、本当に残念です。
 今はただ、ご生前の明るいお姿を偲びつつ、安らかにご永眠されますようお祈りいたします。

一期生 杉野 尚夫

 

弔辞 水野一男さん(1期生)

 1期生の水野一男さんは,去る平成29年7月26日(水)早朝に急逝されました.享年77歳(満76歳)でした.深夜3時過ぎにベットにおられないのを奥様が気づかれ,別室で倒れられているのを見つけられたそうです.急性心不全ということでした.
まだ,平成29年7月7日に行われた鏡ヶ池会総会において,私の家内と3人でお話ししたばかりでした.私の会長就任に対して,がんばるようにとの激励を受けました.
 水野一男さんは,1期生でずっと鏡ヶ池会の幹事として1期生をまとめられており,平成2年5月から,第3代鏡ヶ池会会長になられたときに,私は幹事長をさせていただきました.私が学生時代に,土木教室の講演会に来られ,講演後,グリーンベルトで車座になって話したのが最初の出会いでした.快活で賑やかな事が好きな方で,高らかにハハハという笑い声をよく聞きました.私が教室で大変厳しい状況のときに,こころにかけていただき,激励を受けたこともありました.
 突然の逝去に,同窓生一同驚きとともに心より哀惜の念に堪えません.平成29年7月27日に通夜が,翌日に告別式が平安会館東名斎場で,多くの参列者の下,しめやかに行われました.
 ご冥福を心よりお祈り申し上げます.

鏡ヶ池会会長                  

伊藤義人(名大11期)