会長挨拶
2023年7月14日 最終更新日
令和5年6月の鏡ヶ池会総会で三輪会長から会長職を引き継ぎました大東です。よろしくお願いします。
私は、昭和60年(1985年)4月から平成8年(1996年)3月までの11年間、名古屋大学土木系教室の助手としてお世話になりましたが、平成8年(1996年)4月に、大同工業大学(当時)工学部建設工学科土木工学専攻の助教授として赴任しました。その後、工学部都市環境デザイン学科、情報学部総合情報学科の教授として勤務し、令和5年(2023年)3月末に大同大学を定年退職しました。令和5年(2023年)4月からは、再雇用制度を利用して、大同大学特任教授として勤務しています。
昭和55年(1980年)3月に、名古屋大学工学部土木工学科を卒業して以来、鏡ヶ池会第16期の幹事を続けており、名古屋大学土木系教室の助手として勤務していたときには、鏡ヶ池会の副幹事長も経験させていただきました。
三輪前会長は私と同期の第16期生ですので、本来であれば、第16期よりも若い期に会長職を引き継ぐべきだと思っていましたが、令和2年(2020年)初頭から始まった、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、令和5年(2023年)の春まで鏡ヶ池会の本来の活動ができないまま、三輪前会長の任期の3年が過ぎてしまったことから、三輪前会長の遣り残された仕事を同期の私が引き継ぐことにしました。
鏡ヶ池会は、名古屋大学工学部土木工学科が新設された昭和36年(1961年)の4年後の昭和40年(1965年)に、第1期生の卒業と同時に設立されました。令和5年度(2023年度)の4年生が第60期ですので、令和6年(2024年)に鏡ヶ池会創立60周年を迎えます。これまでの3年間のコロナ禍で、鏡ヶ池会60周年の記念事業は、役員会で議論されてきませんでしたが、令和6年度(2024年度)中に鏡ヶ池会60周年記念事業が実施できるように役員会で議論したいと考えています。
現在、鏡ヶ池会の会員数は、約4,000名で、会員の方々は、国内外の社会基盤整備の現場で活躍されています。私が関わっている国土交通省のリニア中央新幹線静岡工区有識者会議にも、鏡ヶ池会会員であるJR東海の方や静岡県に関係する方も参加されています。
私は、鏡ヶ池会の第12代会長として、会員の皆様方が交流でき、親睦がはかれるように、努力いたします。そのためには、同窓会名簿をより活用しやすい形でデジタル化したり、同窓会誌「しゃち」の情報発信機能を充実させたり、鏡ヶ池会の価値を若い会員に伝えたりするなどしていきます。また、名古屋大学土木系教室の学生支援も更に充実させていくつもりです。
これまでの経験を活かして、鏡ヶ池会の発展に取り組みたいと思っていますので、物心両面でのご支援をよろしくお願いします。
大東 憲二